2018年5月17日木曜日

【至急!重要!】甲南心理臨床学会払込取扱票不備についてのお詫び


平素は、当学会活動にご支援賜り、誠にありがとうございます。
 
お詫びとお知らせがございます。ご確認の上、ご対応いただきたく宜しくお願いいたします。

 
1.先日、送付させて頂きました第21回大会の案内に同封させていただいた払込取扱票の口座番号に誤りがある用紙が混していることが判明しました。既に数名の方からお問い合わせの連絡をいただいたようで、ご迷惑をおかけ しましたこと、深くお詫びいたします。

お振込の際には、以下の口座番号が記載されているかどうかをご確認の上、誤った口座番号が記載されている場合、訂正してお振込をお願い致します。
 

(正)00960-9-312606
 
(誤)00960-9-31206


ご送付した払込取扱票は修正可能ですので、2重線で消して正しい 口座番号を入力いただき、振込手続きをしていただきますよう、お願いいたします。

お手数をおかけしますが、宜しくお願いいたします。

 

2.当学会員の方で、第21回大会のニュースレター及び紀要がお手元に届いていない方は、至急、甲南心理臨床学会事務局(office@kacp.info)まで、氏名、ご住所、電話番号、メールアドレスをお知らせください。宜しくお願いいたします。

大会運営ボランティア募集

 平素より、当学会の活動にご理解いただき、ありがとうございます。
 
  先日お届けしたニュースレターでも案内しましたが、今大会から当日の運営をお手伝いいただくボランティアを募集することとなりました。 講演や分科会への参加はしていただけますので、どうぞ奮ってご応募ください。 
 
募集概要は以下の通りです。

仕事内容: 主に大会当日の受付と片付け、その他当日の運営に必要な業務 
日  時: 2018年7月1日(日) 9:15-17:30 
場  所: 甲南心理臨床学会第21回大会会場 
応募先:甲南心理臨床学会  konan.shinri@gmail.com  (氏名、修了年、メールアドレスを本文にお書きください) 
締  切: 5月末日 
募集人数: 数名 

※先着順で受付け致します。尚、応募が少ない場合は、事務局から個人的にボランティアの依頼をさせていただくこともあります。ご協力どうぞよろしくお願い致します。 
※お昼のお弁当と飲み物を用意致します

甲南心理臨床学会第21回大会

Ⅰ.第21 回大会「公認心理師の時代に向けて」案内 

 2018 年 9 月 9 日日曜日、初の心理系国家資格である公認心理師の第 1 回目の試験が行われます。甲南心理臨床学会会員のみなさまにおかれましても、受験をされる方が多くおられると思います。そこで、甲南心理臨床学会第 21回大会では国家試験を前に、合格への思いを新たにするような大会を企画しました。
 まずは、特別基調講演として、2016 年 4 月から甲南大学文学部人間科学科に着任された子安増生先生をお招きし、基礎心理学についてお話いただきます。臨床心理士の資格試験では、あまり問われることのなかったテーマについて、蒙を啓いていただけることでしょう。
  続く本大会では、幅広い内容を多くの会員の方に届けるために、リレー形式の講演会で、従来の甲南大学および甲南大学大学院では接する機会が少なかったと思われる分野の第一線で活躍されている先生方をお招きし、現場の様子を生き生きと語っていただくことにしました。先生方の話を聞くことで、試験の準備をより具体的に進めることができれば幸いです。かなり充実した内容のプログラムになっておりますので、奮ってご参加ください。

 また、本大会では試験的に運営のためのボランティアを募集することにしました。ご希望の方は、募集要項をお読みの上、こちらも奮ってご応募いただきますようよろしくお願いいたします。


●○ プログラム ○●

 日 程:2018 年7 月1 日(日)会場: 9:30~ 受付 10 号館 2 階 10-21 教室
10:00~11:00  特別基調講演 「公認心理師に求められる学び:基礎心理学を中心に 」 (子安増生先生)
11:00~12:30  講  演 1 「産業・労働分野に関する理論と支援の展開  」(板井吾郎先生)
12:30~13:00  総  会
13:00~14:00  休  憩
14:00~15:30  講  演 2  「福祉分野に関する理論と支援の展開 」  (石田賀奈子先生)
15:40~17:10  講  演 3  「司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開 」 (影山英美先生)

※1 昼食は各自でお済ませください。 
※2 研修証明書はシンポジウム終了後、配布いたします。
※3 参加申し込みの締切は 6 月1日(金)  です。

Ⅱ.ご講演内容紹介 

特別基調講演 公認心理師に求められる学び:基礎心理学を中心に

講 師 :子安 増生 先生(甲南大学文学部)   
司 会 :北川 恵 先生 (甲南大学文学部)
内容紹介:公認心理師は、「保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働」の5分野で働ける汎用的資格を目標としており、そのためには基礎心理学の知識も重要となる。4月から甲南大学でも開始される公認心理師養成のための学部教育でも、9月に初めて実施される国家試験においても、基礎心理学は一定の重みと役割を果たしていく。この講演では、基礎心理学が心の健康の保持増進やそのための各種の心理支援活動にどのように関わるかについてお話する。
参考書 :子安増生・丹野義彦編『公認心理師エッセンシャルズ』有斐閣、2018 年。

リレー講演
 (1) 産業・労働分野に関する理論と支援の展開 講 師 :板井 吾郎 先生 (三菱重工業㈱神戸造船所)
内容紹介:産業・労働分野で心理臨床を実施する場合に、知っておかなくてはならない重要な法令や指針があります。分科会ではそれらの法令等をご紹介しながら、講師が現場でどのように実践しているかについて、理論的な話も含めながらお話しできればと思います。

(2) 福祉分野に関する理論と支援の展開 講 師 :石田 賀奈子 先生 (立命館大学産業社会学部)
内容紹介:社会福祉実践の対象は、障害、児童、高齢と縦割りでとらえられがちです。実際に支援に携わる者においてもそのように考えがちです。しかし、一人の人として対象者をとらえなおすと、そのように簡単なものではありません。また、社会福祉の視点から人を支援するということについては、共通基盤となる価値や倫理があり、それに基づく実践が志向されることが求められます。今回は、社会福祉の歴史的変遷と社会福祉専門職の価値や倫理を中心にお話ししたいと思っています。

(3) 司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開 講 師 :影山 英美 先生 (神戸少年鑑別所)
内容紹介:法務省においては,古くから多くの心理職が非行・犯罪臨床に携わってきました。かつて,その業務は少年鑑別所や拘置所に収容される非行少年や受刑者へのアセスメントが中心でしたが,近年,その配属先は刑務所,少年院等の処遇施設へと広がり、処遇プログラムの実施や処遇困難者のカウンセリング等の業務にも従事するようになっています。また,少年鑑別所においては,法務少年支援センターとして,地域社会における非行や犯罪の防止に向けた様々な活動も行っています。今日はそうした我々の業務や,求められるスキル等を紹介しつつ,その難しさとやりがいについても,お話できればと思います。


Ⅲ.参加申し込み
 ニュースレター・紀要と共にお送りしている払い込み用紙に、お名前、ご住所等をご記入の上、必要金額を払い込んでください。 入金の確認をもって 参加予約とさせていただきます。 なお、必要費用の払込みにつきましては事務の都合上、勝手ながら、6 月 1 日 (金)までに 完了していただきますようお願い申し上げます。学会運営の簡略化のため、何卒ご協力よろしくお願い いたします。
 
会費: 
大会参加費: 5000 円
ただし修士課程の大学院生は 2000 円 
年会費:3000 円 
ただし修士課程の大学院生は 2000 円 

 なお、本大会は、毎年、(財)日本臨床心理士資格認定協会より、臨床心理士教育・研修規定別項第2条第4号に規定する教育研修機会として承認されており、本年も申請を行うこととしております。本大会に参加された方は、受講者として 2 ポイントを取得できます。